御両親が大事に使っていた大きな机。

こちらの重厚感があるクラシック調の机をモダンな机にリノベをしたいとお客様から依頼がありました。

天板も長年使用したキズが少々あり、多少白ボケの箇所が見受けられました。

左側の袖は、扉を開くと移動式の棚板1枚ありました。

右側の袖は、開き扉を開けると中に小さな引き出しが4段ありました。

今回のリノベの内容は
・天板を利用する。脚はスチール製の物を取り付ける。

・天板下の引き出し3杯は使わない。
・袖机をキャスター付きの移動式にする。但し、キャスターは見えない様にする。

・全体的なカラーをダークブラウン調にする。

上記の内容をふまえて、リノベーションを行いました。

全体的にダークブラウン色になり、スッキリモダン調の中にも懐かしさを感じる事が出来ます。

工場内での撮影の為、ちょっとごちゃごちゃしてますが(=_=;)

袖机は右側を使い、キャスターを取り付けています。

リノベ前の仕様をそのまま採用しています。

キャスターはストッパー付きを前に2ヶ所、ストッパー無しを後ろに2ヶ所取り付けています。

・・・ですが、ストッパーを利かせるにはキャスターが見えてないとレバーのON・OFFが出来ません(T_T)

そこで！

前面下部を開閉式にして、見えないキャスターのストッパーのON・OFF作業を可能にしました。

今回のデスクはとても大事に使われいたのですが、リノベ前の仕様では机と袖が一体になっていた為、物としてもかなり大形でした。

引取りもサッシから窓を外して、窓から出して行いました。

今回のリノベで天板と脚をジョイントする構造に変えた為、2Fのお部屋への搬入も可能となりました。

デザイン的にもスッキリとしたモダンクラシック調になりました。

クラシックなエレメントは主張が強いため、カラーをダークブラウン調にしシンプルでモダンな艶消しブラックの脚を取り付ける事で、モダンとクラシックがバランス良くMIXされた机になりました。